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2017年6月23日 (金)

安心の理由と、敢えて言うこと

「るろうに剣心」の北海道編が発表された時に、素直に「楽しみだな」と思えた究極の理由は「オチ」が決まっているからだと思います。

「るろうに剣心」の最終回は「それから〇年後」というパターン。その周辺に「弥彦の逆刃刀」という話があって、「春に桜」があって。

要するに、何があっても最終的には、話はそこに落ちるんですよ。人間関係がどうなるかは、もう決まっている。北海道編の途中で何が起こったとしても、いきなり誰かが死んだりしないし。どう落ちるかわかっているし。

あと、和月さんはハッピーエンドを大事にされる漫画家さんだという信頼感もありますけど。

とにかく、オチが決まっている。それは極大の安心感だよね。

対して、もしあるとしたら不安なのが「ダイの大冒険」続編です。何がどうなるかわからない。人間関係が変わっちゃうかも。本編であれだけ殺さなかった味方キャラを、今更殺すとは思わないけど。でも、そのリスクもないわけじゃない。

ただ、敢えて言いますけど、私はもう「ダイ」の続編は無いと思う。

魔界編の構想自体はあった。でもそれは、週刊連載でも年単位の時間がかかるボリューム。体を壊して長年療養されていた稲田先生が週刊連載に復帰されることはあり得ないだろうし、もうWJの執筆陣も総入れ替え状態になっている。たぶん、編集も。荒木飛呂彦先生をして「居づらくなった」と言わしめるくらいですから、相当でしょう。週刊でそれだけかかるものを、月刊でやる? できる? どこで? という話です。

あとは、私は読んでないけど、稲田先生はまず「ビィト」をきちんとしないといけない状態なわけで、それをやっていると、また何年か時間が過ぎる。そうこうするうちに「ダイ」はどんどん古くなる。商業的な意味では、間違いなく。

もし、続編をやるなら、「星ドラ」とかとコラボしている今しか無いと思うわけですが(商業的に)、何ら動きはないわけで。

だから、きっともう、無いなと思うわけです。

正直、私はそれでとても安心しています。まず「ダイ」は現状で綺麗に完結しているから、敢えて続編が欲しいと思ったことは一度も無いし。もちろん、それから二十年の間に、妄想とか二次創作で遊びすぎた感が強いわけで。

私は一応、二次創作は原作と齟齬をきたさないことをポリシーにしているので、あとから原作が別のことを言い出すと、非常に困ります。

だから、このままでいいな、と思っています。

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