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2017年3月 4日 (土)

細かく読むと面白すぎる

最近また、二次創作の資料用に「アルスラーン戦記」を再読しています。というか、前回が斜め読みもいいとこだったので、今回は精読まではいかなくても、通しで読んでおこうかなと。

まあ、「王都炎上」~「旌旗流転」は中学時代から何十回読んだか知れたものではないので、一冊一時間あれば読めます。仕事の昼休みに、二日で一冊ペース。

ぶっ通しで読むと、細かいことに気づいてしまうんですね。

まずは、簡単なミスから。イスファーンは、初登場時には思いっきり「中背」と明記されていたのに、「妖雲群行」で思いっきり「背が高そう」に変わってました。これは単純に著者のミス。やっぱり長い中断が入るとこういうことが起こりがちですね。

あとイスファーンといえば、第二部での彼の官職は「統制官」。万騎長よりは下だけど、千騎長よりはずっと上の官職で、ジムサと一緒。でも、トゥースは万騎長。イスファーン、トゥース、ザラーヴァントの三人は、登場も一緒だったし何となく「同格」扱いな気分がするので、どうしてトゥースだけ? と思ったのですが、これは年のせいですね。イスファーンは二十六歳。多分、ダリューンより若い年齢で万騎長にすることに、(著者的に)差し障りがあるのだと思われます。

キシュワード、トゥース、ザラーヴァント、パラフーダ、ザンデ。これ、何のラインナップか分かります? 「アルスラーン」のメインキャラで、リア充な方々ですよー。何て地味なんだろう(爆) あと、うち二名は相手が同じじゃん、という突っ込みが出来そうですね…

夫に「ナルサスは?」と突っ込まれましたが、あれはどうカウントしましょうねぇ。結婚した瞬間に殺害されてしまいましたが。

ダリューンとヒルメスは、リア充の座に留まれなかった人。アルスラーンはその座に辿り着けなかった人。

このネタで言うと、前回読み飛ばしてて、今回気付いたこと。そして大笑いしたこと。メルレインは第一部から第二部までの三年間、理想のおしとやかな女性を探していて、何人か見つけたんだけど、いずれも長続きしなかった…って、メルレイン、その書き方だと「付き合ってた」って読めるんですけど!そんなところが何気にマメだったんだ! ていうか女性が口説けたんだ! ということに非常に驚きました。

…でも、実は全員、客観的に「それじゃ別れても仕方ない」と思えるような欠点があったんですね。大人しいと見せかけて実は怠け者だったとか、物凄い泣き虫だとか、自称病弱のかまってちゃんだったとか。

メルレイン、見る目に問題がある?

で、最後に本当に好みの女性を見つけたんだけど、この人には恋人が居て、しかも貧乏だったので、お馴染みの仏頂面のまま、気持ち良く結婚資金を出してあげましたとさ。そうしたら、一族の婆さまに「あたしがあと五十歳若かったらほっとかないわ」と言われたそうな。

率直に言って、かなり女運が悪いようですね。

ていうか、可愛いよメルレイン。誰か彼に愛の手を差し伸べてやってください。

…でも彼は多分、最終巻でヒルメスに斬りかかっていって殺されると思うけどね。

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