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2010年12月 4日 (土)

ベジャール、そしてバレエは続く

ベジャールの死後、ジル・ロマンの振付作品「アリア」を初演するまでのBBLを追ったドキュメンタリーです。

素材が最高なので、手法は凡庸でも秀逸なドキュメンタリーになる。そういう感じでしょうか。で、ダンス映像ではないから、「くそー、もっと見せろ!」という話にになったりして(苦笑)

ジル・ロマンという人物の大きさを、ひしひしと感じました。ダンサーとしての彼の、魔物のような存在感は、幾度となくこの目で見た。でも、「父」ベジャールを喪ったカンパニーの真ん中に立ち、重責を担う姿は、とても魅力的でした。

恐ろしいくらい月並みな表現だけど、そうなんですよ。

ベジャールはロマンがいかに自分に似ているかを語っていた。そして、若かった彼を迷いから解き放ち、後継者として育てるわけです。

それは…決して簡単な筈もない道のりだったでしょう。

その道の長さと豊かさを思った。

そして、その彼に率いられ、BBLという場所――ラムール、ラ・ダンスそのもの、踊ることで生き、愛を表現する場所――に残ったダンサーたちを、いつの間にか、ベジャールの目線で見ていました。

希望に満ちた明るい世界。ベジャールが注いだ愛が、そこには満ちていた。

どうかいつまでも、その世界が輝いていますように。

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