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2010年12月 1日 (水)

80分間世界一周

WOWOWで放送されたベジャールの遺作です。

厳しいことを言ってしまうと、命の終わりの衰えが顕著に見えたような気はします。全体的に散漫で、まとまりが無い。新しさを感じず、過去のベジャール作品のパーツをコラージュしたようにも見えた。新しいものを生み出すには、彼は老いていたんだと思う。

ただ、ベジャール作品の多くにあった、恥ずかしげも無い生きることへの賛歌と、踊ることへの愛情は、それこそ溢れて止まらなかった。

多分、何かを歯止める理性も磨り減っていたような気がするんです。だからダダ漏り感はある。

でも、すべてが愛おしくて、純度100%にベジャールではあった。

彼が消え行く命の中で見ていた世界は、こんなに明るくて幸福なものだったんでしょうか。

そうあって欲しいと思う。

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