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2010年1月10日 (日)

これは国内の問題ですが

私には一応、今のところ他人事なんですが、将来的に問題になってくるであろう(と切実に希望する)話ですね。

首都圏の大都市で市役所の福祉課に勤めていた友人に聞いた話なんですが、彼女の市は以前から、待機児童の解消のために、こっそり保育園に定員の130%の子供を受け入れていたのだそうです。もちろんそれでも長蛇の列だ、っていうオチがつきます。別の友人は、待機児童を抱えています。

私は現在独身で、直近の結婚予定はありませんので、出産予定もありません。ただ、それで仕事を辞める意思はまったく無いです。なので、現在の勤務先に入社する際、その旨を経営者に伝えましたが、リアクションはけっこう、玉虫色な感じでした。直接の上司は頑張りなさい、と言ってくれますが、彼女はまもなく定年退職してしまいますので、その後のことは…な感じ。

プラス、そんな状況ですので、当然産休・育休の取得実績は無く、希望を通したければ無人の荒野を行くことになります。行ったら周囲から、相当なバッシングが予測されます。何であの人は特別扱いされるの?とか、子供がかわいそうでしょう、とか。今、ちらっと雑談レベルで口にしただけでも、男性の上司を中心にボコボコと食らいます。

ここは、寿退職がスタンダードな田舎なんですよね。

いや、この週末、上京して大学時代の友人たちと話をしていて、格差に唖然としたって話で。

その一方、待機児童の話をすると、冒頭の状況が待っている。私が住んでいる周辺は、問題が無いわけではないのですが、未認可の保育園の数は多いらしくて、手を尽くして妥協すればどうにかはなるみたい。いや妥協するの嫌ですし、幾らかかるんだよって話もありますけどね。私は年収300万のOLなので。その手取りの大半を吹っ飛ばすのかと。いざとなったらそれでも、正社員の身分は惜しいですけどね。

いずれにしても、非常に働きにくい世の中です。色んな意味で。そのことは折に触れて痛感する。

例えば私の場合ですが、無人の荒野を突っ切って出産して仕事を続けたとして、バッシングに耐えて2人目も生むか…?っていう問題があったり。

第1子を待機児童として抱えて苦労した人が、第2子を考えるのをためらわない保証はあるのか?っていう問題も当然あったり。

金額と財源の問題があるので、100点満点ってわけじゃないですが、私は決して、子供手当てそれ自体に反対ではないです。趣旨は理解できる。で、税制上の優遇を受けるべきなのは奥様よりはお子様だ、っていうのは繰り返し言ってきた。

ただ、それで問題解決って思ったら大間違いだよ。

貰えるものは、そりゃ誰だって貰うでしょうけど、それは問題解決の一助でしかなく、根本的なところではない。お金貰ってどうにかなっていくよりは、自助努力してどうにかできる状況を整えていくっていうのが基本ですから。

子供手当ての発想の元はフランスなのかな。フランスの子供手当ては所得制限も何もなく貰えるんですよね。で、確かにフランスは出生率を2.0まで回復させたと。でもフランスのお母さんたちは、保育園や保育ママに子供を預けて働けるんですよ、自由自在に。

子供を預けて働く先があり、預ける費用に対して補助がある、っていうことですよね。

で、制度も大事だし、制度があったら使えることが大事。一応私も、産休・育休取得の権利は法的に保証はされている…筈。でもそれは育休切りに遭った多くの女性にも保証はされていた。だから使えてないってこと。あと、私をボコボコ叩くオヤジたちに使わせてくれる気がないってこと。

誰にでも出来る、たかがOLの仕事を何でそんなに続けたいんだ、と突っ込まれないこと。どんなに地味でも、自分のものだと決めて頑張ってきて、多少でも収入を得ている仕事を手放すのは辛い。好きだから仕事にしたんじゃなくて、腹を括って好きになるように頑張ってきた仕事なんだから。

母親が働いていると子供に悪影響があると思いっきり決め付けないこと。身の回りを見ている限り、共稼ぎ家庭で育った子の方が、みんな自立していてしっかり者です。家族内の問題を抱えている人も私は知らない。私自身の母は専業主婦だったので、鍵っ子の立場の話は幾つか取材したけど「それが当たり前だったからまったく平気」っていう回答が主流だったし。

っていうか旦那様の収入だけに頼って生活できる優雅な奥様の数はそんなに多くないですから。必要に迫られて働かざるをえない状況がわりと当たり前で、それをどうにかしようと、今頑張っている奥様たちがいるわけで。彼女たちが1番、切羽詰っているし切実だ。

能力を活かしてバリバリに働いている友人にも、愛する旦那様が居て、子供を持ちたいという希望もある。

幼い子供を抱えて、仕事を探している友人も居る。

人生設計を考えながら、そんな彼女たちを見ている私もここに。

どうか、そんな彼女たち、私たちに、心置きなく働ける場所を。そして私たちは、税金を払って意見も言いますから。

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