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2008年6月25日 (水)

最強の楯と最強の剣

即ち矛盾。EURO08イタリア対スペイン、まさにこの言葉通り。

非常に過酷な潰し合いでした。互いに決して悪い試合はしていなかった。というか、ガットゥーゾ、カンナヴァーロ、マテラッツィにバルザーリと、櫛の歯が欠ける以上の勢いで守備の選手たちが使い物にならなかったのに、それでも守り抜いたカテナチオは、正直見事だと思いました。

危険な場所は必ず複数で潰すんだけど、何故かそれで手落ちになる箇所が無い。水も漏らさぬとはこのことで、そのタイトな守備を相手に、今まで溌剌とした攻撃を見せていたスペインが、浮き足立って見えた。

現実は、多分、コースが無いしプレスが厳しいので、ゆっくりボールをコントロールする余裕が無かったんだと思います。それで、無理なところからシュートをうったり、焦ったように見えるパス回しになったりした。

スカッと抜ける快感は無いんだけど、恐ろしく深くて濃い試合。

勝敗を分けたのは、とうとうイタリアが流れの中から得点を奪えなかったことでしょう。トニの大ブレーキもそうだけど、カッサーノやデルピエロがジョーカーとして機能しきれなかった。ボリエッロはとうとう使われなかったですしね。

守ることに全精力を傾けた楯のチームは、結果的に、最強の攻撃を封じただけで終わってしまった。そして最後は、時の運が勝敗を分けてしまった。そういう試合だったと思います。

前にも書いたけど、アズーリは世代交代が急務。特に前線。後ろの方は、バリザーリも居るしキエリーニも大分成長していますが、前線にフル代表レベルで実績のある若手が居ないですから。

そして、若いくせに経験は豊富なスペインは、次の相手はヒディング・ロシア。試合巧者にはことのほか弱い印象がありますが、さて・・・?

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